○和気町農業労働災害共済条例

昭和55年3月22日

和気町条例第19号

(目的)

第1条 この条例は農作業中動力農機具等によつて、労働災害を受けた農業経営主(農業経営主の家族又は農業経営主が作業主である労働者も含む。)を救済するため、共済制度を設け、もつて町民の生活の安定と福祉の増進に寄与することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において農業労働による災害(以下「共済事故」という。)とは、別表第1に定める農機具等によつて農作業中に生じた負傷、疾病、障害、死亡等の人身事故をいう。

(共済金給付)

第3条 共済金の給付は、当該共済加入者が共済事故により災害を受けた場合において死亡又は傷害の程度に応じ第9条各号の共済金を納付するものとする。

(共済加入資格及び加入申し込み)

第4条 加入資格は、5アール以上の農地を耕作及び大家畜10頭(中家畜5頭で1頭)以上飼育並びにしいたけのほた木1,000本以上栽培する経営主とする。

2 加入者は、毎年3月31日までに加入申し込みを町に行うものとする。

3 年度中途第1項の資格に達することとなつた者は、その都度加入することができる。

(共済責任期間)

第5条 共済責任期間は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日をもつて終る。

(共済掛金及び払込み期限)

第6条 共済掛金は、農業経営主が経営する農地(果樹園、採草放牧地を含む。)等の合計面積により次のとおりとする。

30アール未満 600円

30アール以上 50アール未満 700円

50アール以上 70アール未満 800円

70アール以上 900円

家畜の飼育又はしいたけ栽培するもの 800円

2 共済掛金は、毎年4月15日までに払込むものとする。

3 中途加入者にあつては、加入申し込みと同時に第1項の掛金を払込むものとする。

(共済事故発生届)

第7条 農業経営主は、農作業中事故が起きたときは、直ちに町長に届出するものとする。

2 町長は、前項の届出に基づき必要事項を調査する。

(共済給付基準日額)

第8条 共済給付基準日額は、3,000円とする。

2 満18歳未満の者の給付基準日額は、前項に定める額の2分の1の額とする。

(共済給付の種類と金額)

第9条 共済給付の種類及び金額は、次のとおりとする。

(1) 医療共済金 医療(保険給付による入院費及び治療費)に要した費用(被災者の一部負担に係る金額)を支払うものとする。ただし、1か年を限度とし1,000円を超え50,000円を最高限度とする。

(2) 休業共済金 治療のため労働を休むことによつて収入が絶たれる場合に休業4日目より支払うものとし支払額は、4日目より30日までは1日当たり基準日額の100分の60その後60日間は1日当たり基準日額の100分の30とし90日を支払いの限度とする。

(3) 障害共済金 病傷が治つたときなお身体に障害が残つた場合、労働者災害補償保険法施行規則(昭和30年労働省令第22号)第14条に定める障害程度(別表第3)に応じ別表第2により算出された額を支払うものとする。

(4) 遺族共済金 死亡した場合に遺族に支払う支払い額は、基準日額の400日分を最高限度とする。ただし、共済事故発生後1か年を経過し、死亡した者は除く。

(5) 葬祭料 10,000円とし遺族又は葬祭を行う者に支払うものとする。

(共済金の請求と受取人)

第10条 共済金の請求は、農業経営主又はその家族とし、農業経営主は、罹災者に共済金を支払うものとする。

(共済金給付の制限)

第11条 次の場合は、共済金の全部又は一部を支払わないものとする。

(1) 故意に掛金の給付を怠つた期間中に生じた事故

(2) 他保険者より医療費の給付(附加給付等)を受ける事故。ただし、任意加入によるものは除くものとする。

(3) 第三者行為による事故

(4) 故意又は重大な過失によつて起きた事故

(運営審査委員会)

第12条 この制度の運営及び共済給付に関する審査等重要事項を処理するため町に農業労働災害共済運営審査委員会(以下「運営審査委員会」という。)を置く。

2 運営審査委員会委員は、農業委員会委員をもつて構成する。

3 運営審査委員会の庶務は、産業振興課において処理する。

(審査請求等)

第13条 共済金に関する決定に不服のある者は、町長に対し審査請求することができる。

(報告出頭等)

第14条 町長は、審査又は共済給付の実施のため必要があると認めるときは、共済給付を受けようとする者又はその他の関係人に対して報告及び文書を提出並びに出頭を命じ、又は医師の診断書若しくは検案書の提出を求めることができる。

(規則への委任)

第15条 この条例に定めるもののほか、必要な事項は、規則で定める。

附 則

この条例は、昭和55年4月1日から施行する。

附 則(昭和56年3月6日条例第20号)

この条例は、昭和56年4月1日から施行する。

附 則(昭和57年3月18日条例第27号)

この条例は、昭和57年4月1日から施行する。

附 則(昭和60年3月16日条例第24号)

この条例は、昭和60年4月1日から施行する。

附 則(平成9年3月14日条例第20号)

この条例は、平成9年4月1日から施行する。

附 則(平成13年3月12日条例第4号)

この条例は、平成13年4月1日から施行する。

附 則(平成15年3月19日条例第3号)

この条例は、平成15年4月1日から施行する。

別表第1

農業労働災害共済の事故となる農機具等

番号

農機具等名

番号

農機具等名

1

田植機

12

砕粉機

2

トラクター

13

防除機

3

耕うん機

14

動力草刈機

4

テーラー

15

動力カツター

5

チエンソー

16

コンバイン

6

農用運搬車

17

製縄機

7

バインダー

18

農用発動機及びモーター

8

脱穀機

19

その他動力農機具

9

調整機

20

まむし

10

乾燥機

21

大・中家畜

11

精米機

 

 

別表第2

農業労働災害共済事故障害等級表

等級

給付基準日額に乗ずる日数

1

250日

2

150

3

100

4

85

5

70

6

55

7

40

8

35

9

30

10

25

11

20

12

15

13

10

14

5

別表第3

農業労働災害身体障害等級区分表

障害等級

給付の日数

身体障害

第1級

250日分

1 両眼が失明したもの

2 そしやく及び言語の機能を廃したもの

3 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの

4 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、常に介護を要するもの

5 両上肢をひじ関節以上で失つたもの

6 両上肢の用を全廃したもの

7 両下肢をひざ関節以上で失つたもの

8 両下肢の用を全廃したもの

第2級

150日分

1 1眼が失明し、他眼の視力が0.02以下になつたもの

2 両眼の視力が0.02以下になつたもの

3 両上肢を腕関節以上で失つたもの

4 両下肢を足関節以上で失つたもの

第3級

100日分

1 1眼が失明し、他眼の視力が0.06以下になつたもの

2 そしやく又は言語の機能を廃したもの

3 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの

4 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの

5 両手の手指の全部を失つたもの

第4級

85日分

1 両眼の視力が0.06以下になつたもの

2 そしやく及び言語の機能に著しい障害を残すもの

3 両耳の聴力を全く失つたもの

4 1上肢をひじ関節以上で失つたもの

5 1下肢をひざ関節以上で失つたもの

6 両手の手指の全部の用を廃したもの

7 両足をリスフラン関節以上で失つたもの

第5級

70日分

1 1眼が失明し、他眼の視力が0.1以下になつたもの

1の2 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの

1の3 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの

2 1上肢を腕関節以上で失つたもの

3 1下肢を足関節以上で失つたもの

4 1上肢の用を全廃したもの

5 1下肢の用を全廃したもの

6 両足の足指の全部を失つたもの

第6級

55日分

1 両眼の視力が0.1以下になつたもの

2 そしやく又は言語の機能に著しい障害を残すもの

3 両耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になつたもの

3の2 1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になつたもの

4 せき柱に著しい奇形又は運動障害を残すもの

5 1上肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの

6 1下肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの

7 1手の5の手指又は母指及び示指を含み4の手指を失つたもの

第7級

40日分

1 1眼が失明し、他眼の視力が0.6以下になつたもの

2 両耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になつたもの

2の2 1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になつたもの

3 神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの

4 胸腹部臓器の機能に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの

5 1手の母指及び示指を失つたもの又は母指若しくは示指を含み3以上の手指を失つたもの

6 1手の5の手指又は母指及び示指を含み4の手指の用を廃したもの

7 1足をリスフラン関節以上で失つたもの

8 1上肢に仮関節を残し、著しい運動障害を残すもの

9 1下肢に仮関節を残し、著しい運動障害を残すもの

10 両足の足指の全部の用を廃したもの

11 女子の外ぼうに著しい醜状を残すもの

12 両側のこう丸を失つたもの

第8級

35日分

1 1眼が失明し、又は1眼の視力が0.02以下になつたもの

2 せき柱に運動障害を残すもの

3 1手の母指を含み2の手指を失つたもの

4 1手の母指及び示指又は母指若しくは示指を含み3以上の手指の用を廃したもの

5 1下肢を5センチメートル以上短縮したもの

6 1上肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの

7 1下肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの

8 1上肢に仮関節を残すもの

9 1下肢に仮関節を残すもの

10 1足の足指の全部を失つたもの

11 ひ臓又は1側のじん臓を失つたもの

第9級

30日分

1 両眼の視力が0.6以下になつたもの

2 1眼の視力が0.06以下になつたもの

3 両眼に半盲症、視野狭さく又は視野変状を残すもの

4 両眼のまぶたに著しい欠損を残すもの

5 鼻を欠損し、その機能に著しい障害を残すもの

6 そしやく及び言語の機能に著しい障害を残すもの

6の2 両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になつたもの

6の3 1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になり、他耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になつたもの

7 1耳の聴力を全く失つたもの

7の2 神経系統の機能又は精神に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの

7の3 胸腹部臓器の機能に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの

8 1手の母指を失つたもの、示指を含み2の手指を失つたもの又は母指及び示指以外の3の手指を失つたもの

9 1手の母指を含み2の手指の用を廃したもの

10 1足の第1の足指を含み2以上の足指を失つたもの

11 1足の足指の全部の用を廃したもの

12 生殖器に著しい障害を残すもの

第10級

25日分

1 1眼の視力が0.1以下になつたもの

2 そしやく又は言語の機能に障害を残すもの

3 14歯以上に対し歯科補てつを加えたもの

3の2 両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になつたもの

4 1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になつたもの

5 1手の示指を失つたもの又は母指及び示指以外の2の手指を失つたもの

6 1手の母指の用を廃したもの、示指を含み2の手指の用を廃したもの又は母指及び示指以外の3の手指の用を廃したもの

7 1下肢を3センチメートル以上短縮したもの

8 1足の第1の足指又は他の4の足指を失つたもの

9 1上肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの

10 1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの

第11級

20日分

1 両眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの

2 両眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの

3 1眼のまぶたに著しい欠損を残すもの

3の2 10歯以上に対し歯科補てつを加えたもの

3の3 両耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解することができない程度になつたもの

4 1耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になつたもの

5 せき柱に奇形を残すもの

6 1手の中指又は薬指を失つたもの

7 1手の示指の用を廃したもの又は母指及び示指以外の2の手指の用を廃したもの

8 1足の第1の足指を含み2以上の足指の用を廃したもの

9 胸腹部臓器に障害を残すもの

第12級

15日分

1 1眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの

2 1眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの

3 7歯以上に対し歯科補てつを加えたもの

4 1耳の耳かくの大部分を欠損したもの

5 鎖骨、胸骨、ろつ骨、肩こう骨又は骨盤骨に著しい奇形を残すもの

6 1上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの

7 1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの

8 長管骨に奇形を残すもの

9 1手の中指又は薬指の用を廃したもの

10 1足の第2の足指を失つたもの第2の足指を含み2の足指を失つたもの又は第3の足指以下の3の足指を失つたもの

11 1足の第1の足指又は他の4の足指の用を廃したもの

12 局部にがん固な神経症状を残すもの

13 男子の外ぼうに著しい醜状を残すもの

14 女子の外ぼうに醜状を残すもの

第13級

10日分

1 1眼の視力が0.6以下になつたもの

2 1眼に半盲症、視野狭さく又は視野変状を残すもの

3 両眼のまぶたの1部に欠損を残し又はまつげはげを残すもの

3の2 5歯以上に対し歯科補てつを加えたもの

4 1手の小指を失つたもの

5 1手の母指の指骨の1部を失つたもの

6 1手の示指の指骨の1部を失つたもの

7 1手の示指の末関節を屈伸することができなくなつたもの

8 1下肢を1センチメートル以上短縮したもの

9 1足の第3の足指以下の1又は2の足指を失つたもの

10 1足の第2の足指の用を廃したもの、第2の足指を含み2の足指の用を廃したもの又は第3の足指以下の足指の用を廃したもの

第14級

5日分

1 1眼のまぶたの1部に欠損を残し又はまつげはげを残すもの

2 3歯以上に対し歯科補てつを加えたもの

2の2 1耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解することができない程度になつたもの

3 上肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの

4 下肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの

5 1手の小指の用を廃したもの

6 1手の母指及び示指以外の手指の指骨の1部を失つたもの

7 1手の母指及び示指以外の手指の末関節を屈伸することができなくなつたもの

8 1足の第3の足指以下の1又は2の足指の用を廃したもの

9 局部に神経症状を残すもの

10 男子の外ぼうに醜状を残すもの

和気町農業労働災害共済条例

昭和55年3月22日 和気町条例第19号

(昭和55年3月22日施行)